法界山 誓欣院

ペット供養のニーズが高まっている理由

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突然の別れ

 

 

まだペット供養を体験したことがない人も多いでしょう。

犬や猫を飼っているなら、生前から視野に入れておくことが大事です。

 

なぜなら突然の別れが訪れると、うまく対応できない人もたくさんいるからです。

 

まず亡くなったら

 

そのまま自治体に処分をお願いすることになりかねません。

それも一つの方法ですが、どうせならしっかり見送りたいというのは自然な考えです。

 

それを可能にするには、

あらかじめコツを把握しておくことが欠かせません。

 

特に難しいわけではありませんが、人間の葬儀とはさまざまな点で違うため、

正しい方法を知っていないと戸惑いやすいです。

 

基本的には予約が必要になるので注意しましょう。

葬儀会社の規模にもよりますが、火葬炉はそれほど多く設けられていません。

 

たいていは2機ほどなので、常に稼働しているのが実情です。

運よく使われていなければ、即日で実施できるケースもあるでしょう。

 

 

しかし使用中であることが大半で、一般的には予約が必要になります。

数日前に予約するのが望ましいため、

ペットの老衰によりタイミングを推察できるなら、

予約しておくことも一つの手です。

 

 

立ち会いたい人のスケジュールを調べ、

火葬炉が空いている日時を選択することになります。

 

もし空いていないなら、他の葬儀会社の利用も視野に入れなければなりません。

 

特に混み合うシーズンはありませんが、

言い換えるとどの時期でも予約を取りにくい可能性があります。

 

ですから、事前に数社の連絡先を把握しておいたほうが良いでしょう。

 

パンフレットなどを入手して、優先順位を決めておくことも大切です。

すべて予約が取れそうなら、どこから連絡するのか検討してください。

 

そうすると速やかにアプローチできるため、

火葬できずに悩むような事態になりません。

 

ペット供養の人気が高まっている背景として、

ニューノーマルな時代に突入したことが挙げられます。

 

以前から核家族化は進んでいましたが、

それに加えて独身者の割合が高くなってきました。

 

気楽さがメリットですが、一方でそれを寂しいと感じる人も珍しくありません。

孤独を解消する手段としてペットを飼う人が多くなったというわけです。

 

この場合の関係は家族といっても過言ではありません。

 

もはや飼い主とペットという関係ではなく

 

愛すべきパートナーと考えている人が多いです。

しかし人間同士の関係とは違って、たいていは動物だけが早く亡くなります。

 

つまり、こちらは見送る側になることが基本であり、

大きな悲しみに包まれる可能性が高いです。

 

大切なパートナーが亡くなったのですから、

きちんと葬儀を挙げたと思うのは当然でしょう。

 

そのような心理によってペット供養を希望する人が多くなっています。

家族を見送る場合と同様に、

仕事を休んでまで葬儀に参加する人もいます。

 

基本的に年始年末以外は受け付けていることが多いですが、

前述のように予約を取りづらいという事情もあります。

 

それゆえ、土日や祝日に実施するのが難しく、

平日に休まざるを得ないことも珍しくありません。

 

そうなると、基本的には有給休暇を取得することになるでしょう。

そうまでしても、しっかり見送ってあげたいという想いがあるのです。

とはいえ、やはり土日や祝日に実施したいというのが本音でしょう。

 

それを実現できる可能性を上げるには、

やはり予約を早めに取ることが条件になります。

 

何日前から予約できるのか質問して把握しておきましょう。

同時に無料でキャンセルできる期間も知っておく必要があります。

もし運よく予約をすぐ取れたとしても安心してはいけません。

 

その流れで、葬儀に持参するものを用意することが大事です。

多くの人は花を持って行きますが、種類に関してルールは存在しません。

 

ペットの写真も持って行くのが基本ですが、

用意するのが難しいなら無くても大丈夫です。

 

ペットがよく遊んでいたグッズや、

好んで食べていたエサなども持参しましょう。

 

ただしグッズに関しては、燃えないものは避けてください。

金属などを入れると燃えずに残ってしまいます。

さらに、現金もある程度は携帯しておくと安心です。

 

クレジットカードで支払えるところが多いですが、

現金しか使えないところも存在します。

 

スムーズに決済を済ませたいなら、

複数の方法を用意しておくのが得策です。

現地で骨壺などを購入するのも容易になります。

 

一方、服装に関してはそれほど気を使う必要はありません。

喪服は必須ではなく、むしろ普段着で

参列する人のほうが多いぐらいです。

 

カジュアルすぎるのも問題ですが、

シックな装いであれば大丈夫でしょう。

 

マナーについても人間の葬儀ほど神経質にならなくても良いです。

手順は最初に丁寧に教えてもらえるので、

 

それに従って進めるだけで滞りなく済ませられます。

常識的な礼節を踏まえて行動していれば、

 

スタッフがフォローしてくれるので困ることはないでしょう。

たいていの人は初体験なので、

多少失敗しても恥ずかしいと思わなくて大丈夫です。

 

 

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