法界山 誓欣院

これだけは知っておきたい話し

LINEで送る
Pocket

 

 

 

ペット価格

 

 

最近は、ペットを飼っている人が増えていると言われています。

例えば、20年前に比べると犬や猫の金額などを見ても

 

 

2倍から3倍に膨れ上がっていることを知っている人がいるでしょう。

20年位前であれば、犬も生後3ヶ月位で高くても200,000円位でした。

 

 

場合によってはそれ以上の金額のものもあったかもしれませんが、

最近はその3倍位に膨れ上がっている状態です。

 

 

つまりある程度人気の犬や猫などは、

生後3ヶ月位で600,000円位の金額になるケースがあります。

 

 

これは、需要と供給の関係で考えれば、当然と言えるかもしれません。

金額を見る限り、需要が非常に高まっており、供給が追いつかない状態といえます。

 

 

特に人気のある小型犬は、500,000円以下になる事は

あまりないと言って良いでしょう。

 

 

20年位前のように、

100,000円以下で売られるようなこともまず考えにくいです。

 

 

ペットとの悲しき別れ

 

 

このような商売が成立する一方で、

ペットを飼育したときにはいろいろな覚悟を持たなければいけません。

 

 

どのような覚悟かと言えば、

少なくとも多くの場合人間より早く亡くなると言うことです。

 

 

飼い主が80代の人であればまた別かもしれませんが、

そうでなければ大抵の場合ペットの方が早く天国に行ってしまいます。

 

 

それらを受け入れるといっても、

飼育している当時はそのような事は頭の片隅にある程度で、

あまり現実的ではないと考えるかもしれません。

 

 

しかし、ペットも10歳を超えるといよいよ人間で言うと60代を超えた形になるでしょう。

15歳位になると、犬もなくなる可能性が高まります。

 

 

犬と猫では微妙に寿命は異なり猫の方が長生きするケースもありますが、

もちろん例外があることを頭に入れておかなければいけません。

 

 

つまりいつかは旅立ちの日を迎えなければいけず、

それを人間は全面的に受け入れなければいけません。

 

 

このような覚悟は、1度でもペットを飼育し自分よりも早く亡くなったことを

経験した人ならば胸が痛くなる位わかるかもしれないです。

 

 

そしてなくなったペットはどのようになるかと言えば、

基本的に人間と同じように荼毘に付すのが基本です要するに火葬場に行き仮装するか、

移動火葬車などを利用し、骨になるまで待たなければいけません。

 

 

時間としては1時間かかるかどうかですので、そこまで時間はかからないわけですが、

それも全て受け入れることが必要になります。

 

 

ペットと仏教

 

 

ただ、いきなりそれらを短時間で受け入れるのは難しいため、

時間をかけながらなくなったペットの供養のことを少しずつ考えていきましょう。

 

 

ペット供養に関しては、亡くなった後どのようにするか問題になりますが、

若干人間と異なる部分があることを知っておくべきです。

 

 

人間の場合には、およそ仏教で言えば49日経過した後仏様になると言われており、

あのように正式に行くことになります。

 

 

実際に行っているかどうか確認することができないものの、

仏教ではそのように言われていますので、

 

 

日本の慣習として多くの場合49日を超えたあたりでお墓に埋めることになるでしょう。

それまで骨壷は、仏壇等があれば仏壇の前に置いておくのが基本となります。

 

 

そして、お墓に埋める場合にはお墓がなければいけませんが、

たいていの家庭ではお墓を所有しているはずです。

 

 

一方ペットの場合、初めて飼育する場合であればお墓を所有していないかもしれません。

この点に関して、本当にお墓が必要になるか問題になります。

これに関しては人間と少し異なり、お墓を作らなくても良いでしょう。

 

 

もちろんお墓を作ってみても良いですが、人間ほど厳格に決まっているわけではありません。

最近は人間ですが、墓石のタイプのお墓ではなくなっており、

室内にあるようなものやインターネットで接続できるようなものもあります。

 

 

一時期は、インターネットはお墓参りが話題になりましたが、

要するに形式的なことも重要である一方で、

供養すると言う気持ちがあればどこでも問題ないわけです。

 

 

そうだとすれば犬や猫いやそれ以外の小動物であっても、

亡くなった時にわざわざお墓を購入する必要はないといえます。

 

 

特に、東京23区に住んでいる人や、

比較的都会であまり土地がないところに住んでいる人は、

近くにお墓があるケースは少ないといえます。

 

 

あったとしても、非常に高額になっており

いわゆる土地を購入するようなものになりますので1,000,000円以上かかるでしょう。

 

 

もちろんお金の問題では無いかもしれませんが、

現実的にお金がかかりますのでその点を受け入れられるかどうかです。

 

 

供養として線香等をあげても良いですが、

特に仏教などの宗派にこだわりは無いはずです。

 

 

人間でも日本人は比較的いろいろな宗教に寛容といえますので、

ペットに関してもなおさらのことです。

 

 

つまり、もしその過程で仏教信仰しているならば

仏教のやり方で選考等を立ててみても良いでしょう。

 

 

できれば、家の中に仏壇のようなものがあれば

そこにペットの写真などを置いておき

 

いつまでも忘れないようにしておくことが最大の供養かもしれません。

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

檀家様はもちろん一般の方でも、供養・葬儀・悩み・寄付等のご相談はお気軽にご連絡ください。

お電話でご相談 お電話でご相談 arrow_right
PAGE TOP