法界山 誓欣院

ペット供養する方法や遺骨を自宅に保管する方法

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自宅での保管方法

 

近年では犬や猫などのペットを飼う家庭が非常に増えてきています。

犬や猫だけではなく兎やハムスター、インコなど、長年愛情を注いでペットは、

大切な家族の一員ともいえます。

 

万が一このようなペットがなくなった場合には、

火葬をした後もずっと一緒に自宅で生活していきたいと思う人もいるかもしれません。

 

その一方で遺骨は自宅に置いておいても良いのか、

自宅でのペット供養はどうすれば良いのかと

悩む人も非常に多いものです。

 

火葬後のペットの遺骨はどうすれば良いのか、また自宅での安置方法、

ペット供養の方法など、様々な疑問をしっかりと把握しておくことが大切です。

そもそもペットの遺骨は自宅で保管したり安置しても良いのかと言うと、

法律に触れる事はなく、手元供養をする事は十分に可能です。

 

しかし一般的な家庭の場合には、

ペットの遺骨を3つの方法で埋葬したり保管することになります。

 

1つ目がペットを埋葬することができる墓や納骨施設にお願いすること、

2つ目が自宅で安置する。

そして3つめは遺骨の一部分を分骨した上で自宅で安置したり、

 

手元供養で利用し、残りは埋葬したり納骨する方法です。

ペットの遺骨を自宅で安置する上で注意したい事は、

快適な供養の環境作りが何よりも重要と言えるでしょう。

 

毎日手を合わせられるような身近な場所にスペースを作り、

話しかける、お線香をあげるのが望ましいです。

骨壷や遺骨等は破損や損傷の可能性もあることから、

取り扱う場合には十分に注意しなければなりません。

 

トラブルを回避するためにも、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

その一つが地震などによる落下や衝撃による破損を防ぐことです。

 

近年の日本は大地震に見舞われることも多いです。

このようなことから、

骨壷を高い場所や奥行きの薄い家具の上などのような不安定な場所に置いてしまうと、

万が一の際には落ちて割れてしまう可能性が考えられます。

 

不安定な場所を避けて安置することを心がけましょう。

 

そして万が一の事故や破損を避けるためにも、

小さな子供や他のペットが骨壷に触れにくいような場所に安置することが大切です。

 

特に歩き始めの子供の場合には、様々なものを触りたがります。

万が一骨壷に触れて落とした場合には、

骨壷が破れてしまうだけではなく子供が怪我をしてしまう可能性も考えられます。

 

そして遺骨を所持しておくことを不謹慎と捉える人もいることから、

庭先や玄関先などのような、第三者の目に触れやすい場所に安置するのはやめておきましょう。

自宅で保管する場合には、遺骨にカビが入る可能性は無いものの、

高温多湿の場所を避けて安置することが求められます。

 

ペットの骨壺

 

ペットの遺骨は骨壷のまま自宅で保管をするのかと言うと、

そのまま安置する人もいれば、

部屋のインテリアやペットのイメージに合った

骨壷を用意して入れ替える人も見られます。

 

一般的には火葬業者で仮装を終えた後は、

遺骨は骨壷に収納されるのが一般的です。

さらにその骨壷は専用の袋に入れられていることもあります。

 

遺骨の大きさや量等により骨壷の大きさも変わりますが、

業者により色や柄を選択することもできるため、骨壷の種類は様々です。

材質は陶磁器が主流と言えるでしょう。

 

市販されている骨壷は陶磁器のものが多いですが、

リーズナブルなタイプのものもあれば、

伝統工芸としても知られている有田焼、美濃焼きなどの日本製、

その他にもステンレスやガラス製など、材質は実に様々です。

 

自分たちの好みに合わせて選んでみると良いでしょう。

遺骨に対して有害性を心配する人もいるかもしれませんが、

ペットがその業者に委託した後に、

家庭環境の中で暗示する場合には特に心配はないでしょう。

 

ペットの仏壇や位牌

 

火葬の際には有害物質が含まれている可能性もあるものの、

これらは業者によりきちんと処理されるため安心できます。

亡くなったペットに対し仏壇や位牌は必要なのかと言うと、

これはペットには特に決まりはありません。

 

本来であれば仏教による教えの場合には、

動物の供養においては特に位牌や仏壇を用意する必要は無いのです。

しかしペットは家族同然だと考える過程が増えてきていて、

このような中で専用の仏壇や位牌等も販売されています。

 

これらを購入する人も増加傾向にあるのです。

寺院においても同じようなことが言え、

ペット供養に対する理解が高まりつつあります。

 

埋葬場所を提供する、人間と同じような

供養をするところも多く見られるのです。

 

実際に自宅でのペット供養はどのように行えば良いのかと言うと、

 

一番大切にしたい事は

弔いの気持ちと言えるでしょう。

 

ペットが何が喜ぶのかは、飼い主がわかっているはずであり、

深い絆を表す1番のお供え物といえます。

 

普段の生活の中では季節の花々を飾り、

できれば毎日供え物や水を入れ替えて手を合わせると良いでしょう。

 

明日には特に好物だったおやつなどをお供えすることでペットも喜ぶはずです。

近年では様々な形状のろうそくなども販売されています。

 

線香の代わりにお香をたく人も多いものです。

香りには癒し効果もあるので、

気に入った香りがあればそれを利用してみるのも1つの手段です。

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