お寺と税金
お寺には税金かからない?
みなさんは、お寺は税金を払わなくてもいいと思っていませんか?
坊主丸儲けでいいね!と考えの方も多いでしょう。
私からすると、それって何百年前の話しですか?
って思ってしまいます(笑)
結論から言うと税金納めさせて頂いてます。
私達日本に住んでいる以上当たり前に所得税【源泉所得税】は、かかります。
ここでみなさんは、ビックリされる方もいらっしゃいます!
【えーお寺って給料制なの?】
そうなんです!お寺は給料制なんです!簡単に言うと、多少優遇のある小さな会社経営者と思って下さい。
宗教に関わる事は、非課税が多いのですが、全部が全部課税はされなくはないです。
例えば、ペット供養!これは、収益事業となりますので法人税がかかります。
他にもロウソクや線香も課税対象です。
お守りやお札は、喜捨金なら課税されません。
葬儀で寺院を使わせて頂くので、会場使用料だと席貸業になりますので課税対象?
ここは微妙で私のお寺では、会場使用料は頂かないのでわからない所です。
宗教法人でも、これは収益事業にあたるという事業が34種類あるのですよ!
お布施、、奉納金、会費、献金、賽銭、寄附金、雑収入等は全て
宗教法人の収入として宗教法人の会計帳簿に記載しなくてはいけないです。
みなさんは、お布施を自由に使えると思っていませんか?
そんな事、断じてできません。
宗教法人の会計と個人の家計簿は、分けて行うのが日本の義務で当たり前です。
どこのお寺もそうですし、税務署も10年に一度は調査しにきます。
地域によって多少異なりますけどね。
なので今も昔も、坊主丸儲けはありえません!
都市伝説です。
日本のお寺の5割は副業しないと生きていけないのが現状なのです。
前の記事へ
次の記事へ